府中市障害者雇用相談会


施設長 大久保です

金曜日に府中市の就労移行連絡会主催で障害者雇用相談会を行いました。

障害者を雇用している企業、または雇用しようとしている企業の方を、

おもにハローワークの呼びかけで集まっていただきました。

日頃、障害者雇用に関し疑問やお悩みを感じている点など、市内にある5つの就労移行支援事業所へ相談していただく催しです。

障害者の一般就労は障害者の方もいろいろ思い悩み、困難なこともあると思いますが、

雇用側も同じです。障害者の皆さんと、ともに働き、過ごしていく中で、数々の不安が存在します。

どんなご相談があったのか、一つご紹介します。。
A社:障害者への声かけに悩んでいる、業務上の注意事項について、

厳格に対処したいこともあるが、伝え方に悩んでいる。

これに対しすでに障害者を長く雇用しているB社の方が回答しました。

B社:業務上の伝達事項、注意事項は言わなければならない、言い方の工夫は必要だが伝えないことには本人もわからない。

またC社の方も

C社:特別扱いはなるべくせず、自然体で接するほうが結果としてよいこと多いですよ。

などのアドバイスをいただきました。

移行の側からは、作業の見える化や、後出しにならないように事前に伝えるなどがいいのではと回答しました。

C社の方の言うように障害者だからと考えず、一般の方への作業指示であっても、事前通達や見える化は重要なので

’分かりやすい’指示ということに気を配るのがいいように思います。

 

このような話を2時間ほど熱く語り合いました。雇用者の皆さんも真剣です。

我々も負けずに利用者のかたのお役に立てるよう頑張ろうと思った催しでした。