平成30年 障害者雇用連絡会議


おはようございます

施設長 大久保です。

金曜日は、府中ハローワーク主催の障害者雇用連絡会議に出席してきました。

府中ハローワーク管内で障碍者雇用に理解のある企業をお呼びして、支援団体向けにお話ししていたき、

その後、雇用企業、支援団体、ハローワークで討論する催しです。

社名は伏せさていただきますが、印刷がメインの企業:T社と、システムエンジニアリング中心:D社、2社の方にお話を伺いました。

 

どちらも具体的な雇用に基づいて、経験談を聞けました。

T社は日報をつけてもらうがなるべく支援機関で用いていた日報をそのまま使うなど、環境に慣れていただくことに気を使っているとの事です。雇用前にもらう情報は個人情報に当たるため、具体性に乏しく、ご本人がどういう性質の方かよくわかない、支援機関には個人の特性などをよく教えてほしいと言ってました。中ぽつのオープナーさんに良くしてもらい助かったそうです。就労するには旬があり、本人の気持ちをよくくみ取ってほしいそうです。

D社の方ははじめは支援機関の協力を得ておらず、苦労した。あとからみーなの定着支援が入り心の支え手となってもらいありがたかったとのこと、また支援機関とは病名などではうがいしれない、具体的なエピソードを沢山教えてほしいとおっしゃられていました。3か月のトライアル雇用を実施するのだが、特性が出てくるのは4か月以降の方が多く、大変だそうです。

両社とも就労希望者のネガティブな情報はいきなりすべて聞いてしまうと、雇用側が引いてしまうが、知らないと後々困るので適切な時期を見計らって小出しに教えてもらいたいと希望されていました。

今回は、とても理解のある企業の方が見えたのですが、世の中にはいろいろな企業があります。我々も利用者の就労はゴールではなくスタートととらえ、雇用側と就労者が困らないように定着支援を確実にしていきたいと思います。